サブスクリプションモデルとは
今回は、注目のビジネスモデル「サブスクリプションモデル」についてです。
「サブスク」と呼ばれているモノですね。
デジタルの世界で何十億という消費者の関心が所有から利用の時代へと加速度的に移行しており、サブスクリプション・エコノミーが爆発的に拡大してます。
そんな新時代のビジネスモデルである「サブスクリプションモデル」について、「レンタル」や「分割支払い」との違いをあなたはちゃんと理解できていますか?
サブスクリプションモデルとは、「商品ごとに購入金額を支払うのではなく、一定期間の利用権として料金を支払うビジネスモデル」のことです。
レンタルの場合は特定の商品を一定期間借り、返却して終わりですが、サブスクリプションでは、一定期間の中で商品を交換することも可能になります。
モノを「所有」することから「利用」することへと価値観や思考が変化しています。「所有」することに価値を見出す人が少なくなり、より効率的に商品やサービスを「利用」できることが重要視されるようになってきています。
例えば、車を購入する顧客は車自体が欲しいわけではなく、目的地にたどり着くための移動手段が欲しいわけです。もちろん、車自体が欲しい人もいると思いますが、多いのは前者だと思います。
そこに目をつけたのがサブスクリプションサービスです。
サブスクリプションサービスのメリット:車の例
初期費用を抑えられる
税金や保険も月々払いに含まれる
最新機能や流行りのデザインの車に乗り続けることができます。
修理代金やメンテナンス、保険や税金の費用の負担も軽減できます。
トヨタのサブスクリプションサービスでは、諸費用コミコミで月々約4万円から車に乗ることができます。これは利用したくなっちゃいますよね。
オンラインで申込/解約がすぐにできる
契約してすぐにサービスが利用できます。必要ないと思ったらすぐに解約できるのも大きな魅力です。
無料版がある
サブスクリプションサービスは無料お試しが用意されているものがほとんどです。実際に使ってみて、サービスを利用するかどうかを決められるのは嬉しいです。
定額でしかも安い
1ヶ月あたりの料金はそこまで高くないサービスがほとんどです。今まで以上に興味のあることに挑戦しやすくなっています。
今回は「サブスクリプション 「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル」という本を読んでこの記事を書くに至りました。サブスクリプションサービスの誕生から、現在の活用事例、今後のビジョンまでと書いてあります。
この一冊を読みさえすれば、サブスクリプションサービスについてしっかりと理解することができます。ぜひ読んでみてください!