バイナリーオプション悪徳商法 よくカフェで勧誘されてるあれ

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2年前くらいに「大学生をカモにした “バイナリーオプションで絶対に勝てる50万円USB詐欺”」が流行したのは記憶に新しいです。短期間に二回、違う人に勧誘されたことがあります。もちろん断りましたが。

私の友人は被害にあってしまい、消費者金融で学生ローンを組み、60万の借金をし今も返済しています。

2019年当時の記事→毎日新聞

先日、都内のカフェでまだ勧誘活動をしている若者を見かけたので、被害者が増えないことを願い、私が受けた勧誘内容と友人の体験談を元に記事にしたいと思います

本記事の内容

①「バイナリーオプションで絶対に勝てる50万円USB詐欺」とは
②私が実際に受けた勧誘内容
③購入してしまった友人の経験談

①「バイナリーオプションで絶対に勝てる50万円USB詐欺」とは

売り文句は「95%の人は負けるが、勝ち組の5%に入る方法」です。
お金のない大学生を中心に被害にあっています。

バイナリーオプションとは、為替金融商品の一種で、円安か円安を予想して投資し、予想通りに為替が動けば儲かるシステムです。FXなどと比べて、少ない資金で始められることから投資の入り口と言われているそうです。
私には、「ルーレットの赤と白どっちに賭ける?」と違いがよくわかりませんが。


このバイナリーオプションで勝てる約50万ほどのシステム(販売グループによって値段は違う)の購入を進めてきます。50万をぽんっと出せる大学生はなかなかいませんから、借金をして購入するわけですね。

私が受けた勧誘では、「AIで取引の予測をしているから、指示されたタイミングで指示された通りに投資すれば儲かる。借金をしてもすぐに返せるので問題ない。」というものでした。

実際は、システムは欠陥だらけで儲けが出ず困っている時、悪徳商法グループの幹部から「友人を誘い、購入を結ばせると6万円(グループによって違う)が支払われる。」ことを伝えられ、借金の返済でどうしようもなくなり、知人を誘ってしまうようです。

②私が実際に受けた勧誘内容

当時大学三年生の私が受けた勧誘内容を2つ紹介

1回目はしばらく連絡も取っていなかった友人から電話で勧誘を受けました。
バイナリーオプションと儲かるシステムの説明を受け、「すごい人がいるから、会って話を聞かないか。」と言われました。正直、胡散臭かったのですぐ断りました。

2回目はサークルのA先輩に勧誘を受けました。1回目の勧誘から1ヶ月経っていなかったと思います。
突然飲みに誘われ、場が温まってきた頃に「稼げる話があるから、今度すごい人(以下Bさん)を紹介してあげる。」と言われ、後日渋谷のカフェに呼び出されました。
2回目だったこともあり、マルチ商法かなんかだろうなと思いながらも、「マルチってどんな感じで勧誘されるんだろう」と興味本位で話を聞きにいくことにしました。

勧誘の流れ

「Bさんに会うまで少し時間がある。」と言われ、渋谷駅前のカフェでA先輩から「普通に過ごしていたら将来お金が足りなくなる話」「バイナリーオプションについて」「Bさんがいかに凄い人か」「95%の人は負けるが、勝ち組の5%に入る方法」の話をされます。私はノートを使って説明されました。その際、お金を儲けたらどういったことがしたいか具体的な目標を立てさせられました。

話が終わると、マークシティのお高めのカフェに移動し凄い人ことBさんと合流します。
まず、Bさんの「年収2000万くらいで、たくさん楽しいことして暮らしてる。」みたいな自慢話をされます。その後、Bさんからは主にシステムを使った稼ぎ方と購入方法の説明をされます。購入方法は現金の一括払いのみ。iPadでグラフなどを見せて、システムの信頼性を訴えかけてきました。
話が終わるとBさんは一旦席を外します。この時、A先輩から購入に必要な資金の調達方法として学生ローンの話をされました。
Bさんが帰ってくるとしばらく雑談して解散でした。
アイスコーヒ代の1000円はしっかり取られました。

私は、解散した後すぐに購入を断り帰りました。A先輩の連絡先をブロックしその後は一度も会ってません。

おかしな点

支払いは現金一括払いのみ
→今時まともな商品なら現金一括のみの販売はあり得ません。恐らく、取引情報を残さないためです。
システム自体の説明がない
→システムを使った稼ぎ方は力説されたのですが、システム自体の説明はなく、実際にシステムが動いているところなどは見せてくれませんでした。

③購入してしまった友人の経験談

私の友人も同じような勧誘を受けて断りきれず、学生ローンを組み購入してしまったそうです。

購入から1週間は「いきなり実践すると負ける」という理由で、デモ機でバイナリーオプションの練習をさせられます。これがちょうど、クーリングオフの期間になります。おそらく、クーリングオフ防止のためでしょうね。

案の定システムを使っても利益を出すことはできず、今度は紹介料をもらえる勧誘活動を進められ、勧誘マニュアルについてレクチャーを受けたそうです。しかし、友人は勧誘活動をせず、そのグループから足を洗い、手元に残った借金を今でも返済しています。

よく練られたマニュアルの存在

勧誘から契約の流れはマニュアル化してあるそうです。何個か簡単に書きます。

・「凄い人」に合わせるまでに話しておく内容
・「凄い人」に合わせてその気にさせる
・一旦席を外すタイミングなども決められてる
・カフェでなどでお金を支払わせ、価値のある話と錯覚させる
・学生ローンで借金をさせ、契約させる

上記のように、よく練られたマニュアルが存在し、借金がある弱みにつけ込んで悪徳商品の営業部隊に仕立て上げてるわけですね。

おわりに

購入してしまった人は、すぐに消費者センターを頼りましょう。
こういった甘い話に惑わされないよう、正しい「知恵」を蓄えなければいけませんね。

同じ50万払うならプログラミングスクールに通った方が絶対いいです。

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